一休と目薬

今日の一休

ある日、一休の涙目が止まらず、「どうしたのか?」と不安になりましたが、一休の飼い主はできる限り薬に頼りたくない方針です。一休自身の治癒力を信じていました。しかし、友人に相談したところ、「目と歯は病院へ行くべき」とアドバイスを受け、通院することにしました。

先生:「眼球に傷があります。なかなか大きい傷です。目薬を出しますね」

飼い主:「えっ!!!」

犬の涙は、目を保護するために常に分泌されている生理的なものですが、涙があふれて流れる状態は、何らかの異常や病気が隠れていることが多いそうです。

【主な原因は以下の通りです】
⒈ 目にゴミや異物が入っている
⒉ まつ毛が目に当たっている
⒊ 涙は通常、鼻涙管を通って鼻に排出されますが、この管が詰まったり狭くなったりすると、涙が目からあふれます(鼻涙管閉塞)
⒋ まぶたの異常、まぶたが内側や外側に反る(眼瞼内反、眼瞼外反)ことで涙があふれることもあります
⒌ アレルギーや感染症:環境や食物アレルギー、細菌感染などで目に炎症が起き、涙が増えることがあります

「涙やけ」と呼ばれる、涙が多く流れることで目頭から鼻にかけて毛が変色する現象もよく見られます。これは涙そのものや涙に含まれる成分が原因で、放置すると皮膚炎を起こすこともあるため、こまめに拭き取るなどのケアが必要です。

【処方された目薬】
・オフロキサシン点眼液0.3%「杏林」 → 4回~5回点眼/1日
・ヒアルロン酸Na点眼液0.1%「日新」 → 4回~5回点眼/1日
・パピテイン 千寿製薬株式会社 → 3回/1日

【その後・・・】
点眼して、1週間程度で涙が止まり、治まりました。
もっと早めに病院へ行くべきだったなと反省しました。
犬が頻繁に涙を流す場合や、充血・目やに・目を気にする仕草など他の症状がある場合は、目の病気が進行している可能性があるため、早めに動物病院で診察をオススメいたします。

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